広島県北広島町橋山
Road Map :R186を王泊ダムを通り過ぎ、芸北小学校から南方向への林道に入る。
Route Map:遊歩道入口の桜公園には標識があるが、見付け難い。
『地域別・日本の滝』 遊歩道は荒廃し、人気の無い滝の様であるが、個人的には好みの滝だった。
ひろしま観光ナビのHPから
滝は水幅広く、勢いよく水煙をあげて落下する様は、あたかも鎧の胴を開いて懸けたのに似ているのでこの名を得たものです。
また、ここで魚の遡るのを止めるというので魚限の滝ともいわれています。
滝の高さは15m、滝つぼは流れの方向で35m、幅25m、最深部は約7m、水も多くみごとな滝で広島県の名瀑に入ります。駐車場から徒歩約25分。
やや健脚向き。
鎧 滝
1度は遊歩道入口である ”桜広場”の前を通りながら、荒廃した広場だったので、
ここでは無いと通り過ぎてしまった。 車を降りて確認すべきだった。
桜広場もそうであるが、滝見遊歩道も荒廃が進んでおり、今や滝マニアだけが訪れる滝に成り下がっている様に思えたが、滝自体は素晴らしかった。
鎧 滝 (落差15m)
よろいたき
滝見散策時間:往復25分
周辺にはこれと言った目標となるものが無く、1回、桜広場の前を通ったが桜広場を公園風と思い込んでおり、空き地にしか見えなかったので通り過ぎてしまった。
遊歩道入口がここだと決められるまで、周辺を1時間近く走り廻ってしまった。
休息舎までは林道跡歩きであるが、休息舎からは
小さくジグを切った遊歩道を大きく下って行く。
桜広場の大きな看板とは別に極小さな ”鎧滝”の表示があり、
遊歩道入口はここで間違いないと確信が持てた。 12時55分に歩き始める。
最初に桜広場を通った時には、勝手に公園のイメージをしており、
ここでは無いと間違った判断をしてしまい通り過ぎてしまった。
無理をすれば車でも走れる古い林道を歩いて行く。
駐車場にあった遊歩道の簡易地図。 最初にこれを確認しておけば良かったのに。
休憩舎の手前に立っていた ”鎧滝”の解説板。
急斜面にジグを切った遊歩道が続く。
林道跡の終点には休憩舎が建っていた。 ここまで来ると沢音(滝音?)が聞こえ
だすが、沢も滝もまったく見えなかった。 ここから荒廃した遊歩道が始まる。
下るに従い、遊歩道が荒れてきて、木製手摺りは完全に朽ちていた。
”芝広場”、”緑の広場”からの遊歩道と合流するが、
他の遊歩道はかなり荒れている様に見えた。
1個所、滝の姿を見ることが出来たが、滝壺までは見えなかった。
滝の様な白い流れが見えてきたが、樹林に遮られて形までは判らなかった。
沢に近付くと、草ぼうぼうとなり、微かな踏み跡だけになってしまった。
遊歩道が消えて無くなった個所から前方が開け、滝の全容が見えて来た。
滝に近付くには渡渉とその先の薮扱きが必要となる。
見るからに滑りやすそうな沢を右岸に渡渉する。 更に前方の薮を薮扱きして滝壺に近付く。
落差15mの2段瀑である ”鎧 滝”は広大で深そうな滝壺と相まって見事な景観となっていた。
解説板によると中段に深さ3.7mの甌穴があると書いてあったが、
甌穴がある様には見えなかった。
場所を変えて渡渉し、遊歩道に戻る。
遊歩道の末端は遊歩道とは思えない程に荒廃していた。
林道跡で駐車地に戻る。
長い時間が経った様に思えたが、たった25分で ”鎧 滝”を終える。
'19年の広島遠征(5回目)